ベトナムで生活するも働くも人間関係は大事です。
こんにちは。ベトナムWALKERsです!
ベトナムの方は、昔から「日本人は生真面目で、約束を守り、仕事に熱心だ。それに普段は優しくとも我々と同じく、いざという時は強敵に立ち向かうほどの勇気がある」等良い評価を持たれています。「日本人ならば敷金無料」という暗黙のルールで運用されている下宿街もあります。先人の方が立派だったお陰で私達は随分ベトナムで恩恵を受けています。しかし、日系企業で長く働くベトナム人の方々からお話を聞くと「日本人と働けると思って就職したがガッカリした」「もう日系には興味ありません。早く他の国の会社に移りたい」という本音トークもちらほら聞いたことがあります。期待が高いだけに、失望につながりやすい日本人。ベトナム現地の方からがっかりさせる日本人とはどういう人なんでしょうか?
1.時間にルーズ
意外かもしれませんが、日本人は時間にルーズという事になってしまうケースが多々あります。代表的なのは、残業時間です。「残業30分までと聞いてたのに、1時間以上毎日させられる。時間感覚が無いんじゃないか?」
「定時以後もずっと遅くまで仕事してる人がいる。効率を考えているのかな?」
ベトナムは合理的な考えの方が多いためそのような印象を持つようです。日本人としては心外かもしれませんが、約束の時間に間に合うだけが時間を守る事ではありません。終わりの時間も守るのが国際的な時間感覚かもしれません。
2.論理的では無い(理由が伝わっていない)
「いいからやってくれ」と言って、理由も言わずに押し付けてしまう方がおりますが、ベトナムでそれをやると評判が悪くなる恐れがあります。「忙しいのはわかるけど、理解できるように説明してほしい。」と思っているベトナムの方は多いのではないでしょうか。
3.生活面でのデリカシー
これは、直接的には他人に迷惑をかけていませんが、「こんな自分の健康にルーズな人が、私達の健康志向な生き方を理解してくれるのだろうか?」と不安にさせます。ベトナム人は、画一的な健康意識が強く、朝食しっかりとったり、昼寝をしたり、朝運動をしたり、と国民レベルで健康思考が強いです。お酒はともかくタバコは特にベトナム人女性にはとても評判が悪いようです。ベトナムにも喫煙者はいますし、生産的ではない生活している人もいますが、それはスタンダードでは無く、健康志向が主流と考えて丁度良いかと思います。
4.言葉遣いが否定的でネガティブな方
日本にも言霊(ことだま)という概念があって、否定的な言葉を避けた方がよいとされていますが、実はベトナムの方がもっと言霊の意識が強いです。会話の中でも「悪い」とは言わずに「良くない」という表現に換えている方がとても多いです。ベトナムの”褒める文化”と合わさり、自他ともに肯定的な表現で包むことが文化として存在しているため、是非気をつけられてください。
5.セクハラ
特にホーチミンは暑く開放的なので、女性の皆さんも露出の高い服を着ております。また、人と人との距離感が近いので、体に触れやすいのも特徴。そういう時に、女性が触ってくるからと言って、男性も隙を見て触ってはいけません(笑)セクハラは、やられた相手が判断する事で、客観的に見ては判定しにくい事もありますが、外国人である自覚を忘れないでください。日本人は比較的セクハラの評判は悪くないようですが、「日本人は違うと思っていたのに!」と期待が高いだけに、落胆させてしまうケースがあるようです。
外にも、まだまだ色々細かい事はあるのですが、とにかく平均年齢が若い国なので、自分も気づくと油断して、紳士的振る舞いや大人の対応を忘れがちです。気を引き締めて行きましょう。
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