ベトナムウォーカーでも、過去2回にわたって取り上げてきたJapan Festival In Vietnam 2015 (JFV)。
今回は超盛り上がっていた会場の様子を、ブースへのインタビューを交えてお伝えします!
関連記事: 【イベント】第3回ジャパン・フェスティバル@ベトナム 2015 まもなく開催!(2015年10月31日掲載) 【イベント】ジャパンフェスティバル ~開会式からCool Japan!~(2015年11月15日掲載)
JFVの会場に潜入しちゃいますよー!
11月15日 日曜日、10時30分。
ステージからはカラオケ大会の日本の曲が響き渡り、とっても活気のあるJFV会場にいよいよ潜入です!
会場はご覧のとおり、人!人!!人!!!
来場者は20代くらいと思われる若い層をメインに、ベトナム人がほとんどです。
コスプレイヤーの人も目立っており、来場者と写真撮影をする姿もよく見ました。
ブースは、様々なジャンルが約80種。
メーカー、学習塾、飲食店、観光業、官公庁、地方行政などなど・・・盛りだくさんです。
omronさんでは計測のデモンストレーションをやっていたり・・・
そろばんを使った塾の紹介があったり・・・
東京・築地からの刺身の展示試食があったり・・・
牛丼のすき屋さんの試食会に大行列が出来ていたり・・・
日本食を中心としたフードコートブースも、手ごろな値段で日本食が食べられるとあって、とっても賑わっていました(^^)/
このお店以外にも、ラーメン、寿司などの専門店がたくさん並んでいました(^^)
・・・と、全てのブースをご紹介したいところなのですが、さすがにそれは難しい。
ということで、今回はその中でも筆者が興味をもった4つのブースをご紹介します。
1.どうやって運んだの? ~小千谷市 錦鯉の里~
会場を歩いていると、なにやら人だかりのできているブースが!
そこにいたのは大きくて綺麗な鯉!それもたくさん!!
これにはベトナム人も大注目です!
しかし、これほどの大きな鯉を、こんなに何匹も、どのようにして運んだのでしょうか?
答えはコレ・・・!
特 撰 錦 鯉 !!
お話を伺うと、ここにいる錦鯉はすべてこの段ボールで運ばれたとのこと。
具体的には、ビニール袋に水とアンモニアを消す薬剤、酸素を入れて、それを箱に入れて航空貨物として送ったんだそうです。
「鯉は4~5日餌を食べなくても大丈夫ですし、この方法なら、最長48時間持つので、南アフリカ共和国まで運べますよ!」
世界中の水槽で日本の綺麗な錦鯉が飾られる日も、そう遠くないのかも・・・?
2.どの景色が好きですか? ~茨城県ブース/学生インターン~
最終日の夕方、非常に賑わっていたのが茨城県ブース。
茨城県ブースでは、5人の学生インターンの方が笑顔で来場者を迎えていました。
「あなたが一番好きな風景はどれですか?」
ベトナム人来場者にどんどん投票してもらっています。
企画したのは、茨城県の学生インターン生たち。
茨城大学の2年生2人、3年生3人が、この熱いベトナムの空の下、とても頑張って茨城県をPRしていました。
先ほどの投票は、集計して「ベトナム人が好きな観光地」みたいな形で、今月下旬に発表するんだとか。
このブースは茨城県のもので、彼らは茨城県のインターン生です。
しかし実は学生インターンが活動しているのは茨城県ブースだけではありません。他にもたくさんいるんです。
学生インターンは茨城県のほかに、近畿日本ツーリスト、富士急行、東京急行、横浜ラーメン博物館等でも参加しています。
今月下旬の報告会では各ブースで活動した学生たちがそれぞれ発表して、情報や経験をシェアしていくんだそうです。
若いうちにそんな経験ができて良いなぁー!
とても素敵なプロジェクトですね。
参加している学生さんも、とっても楽しそうでした~!
3.開始1分で終了!? ~福島県ブースの抽選会!~
「スタートまで、あと1分ですー!」
すごい行列ができているのは福島県ブース。
長蛇の列の先にある福島県ブースでは、抽選会が行われていました(^^)
福島県の観光パンフレットを配るとともに、日本ゆかりのお菓子や本などが当たる抽選会。
15日午後の分は「もうパンフレットがなくなってしまう」と、抽選会の開始後わずか1分で並ぶのを締め切っていました(^^;
14日と15日の両日、午前に各2回、午後に各1回の、2日間で計6回行われた抽選会。
来場者が殺到し、用意した500部ものパンフレットが無くなるくらい、超人気のブースになっていました。
活動しているのは、福島県の職員の方と、県内の旅館にお勤めの方。
インバウンドに積極的に仕掛けていっているのが素敵ですね。
周りのベトナム人と話すと、「雪を見てみたい!」というニーズが高そうなので、福島県はまさにぴったり!
数年後、数十年後に、日本へ旅行や仕事に行くベトナム人がどんどん増えていって、ベトナムも日本もお互いに伸びていけるといいですよね。
4.酒と米、そして記念写真 ~ユニークな新潟県十日町市ブース~
筆者と同じ世代がブース員を務める、新潟県十日町市ブース。
このブースでは、日本酒の試飲が可能でした(^^)
初めて飲むSAKEに興味津々のベトナム人・・・!
さて、お味はいかがですか?
お酒を飲んだら記念撮影!
ベトナム人に楽しい思い出を写真に収めてもらい、拡散してもらうのが目的です。
いやー、しかし楽しそう!
こういうぶっとんでるけど意図のあるPRっていいですよね。
お酒の試飲が無くなってしまってからも「これは面白い!! 写真を撮ろう!!」とベトナム人が大挙して押し寄せていました。
もはや渡せるモノなんて殆どないのですが・・・笑
海外だとどうしても、「雪=北海道」 という印象が強いのですが、実際はそんなことないですよね。
西日本や九州でさえ、雪の降る所はたくさんあります。
でも、海外で暮らす人々でこのことを知っている人は少ないようです。
東京観光のついでに、新幹線に乗って、新潟で雪を見ながら、田舎生活を体験する。
そんなツアーがこれから増えていくと、もっと日本旅行は手ごろで面白くなりそうですよね!
ブース以外にも、盛り上がりポイントが沢山!
日本からアイドルがやってくる!!とあって、コンサート後のブースはサインを求める人が沢山!
今回JFVでコンサートを行ったバクステ外神田一丁目さんは、ステージ常設型のカフェレストラン「AKIHABARAバックステージpass」に所属するアイドルキャストさんたちで作られたグループ。
カフェに来るお客さんからの投票で毎月の順位が決まるそうで、ランキング上位のメンバーだけがこのJFVのステージに立てております。
女の子のファンも多いんですね~!
ベトナム女子の理想は、韓国や日本の肌が白い女性・・・らしいです。
真夏のような暑さのもと、日焼け対策として長袖長ズボンで過ごす、ベトナム女性の美への追求意識はすごいなぁと、半袖短パンの筆者はいつも感心しております・・・。
ステージではコンサートのほかに、カラオケ大会やクイズ、ショーなどが行われていました。
盛り上がっていますねー!
ステージは超満員!
立ち見客も、左・右・後ろに沢山いました。
こうしてベトナムの方々が、日本に興味を持って下さっているって、なんだか嬉しいですね~
JFVは日本人も楽しめるイベントだった!
今年で3回目を迎えたJFV。
ブースもステージも、ベトナム人だけでなく、日本人や通りすがりの旅行客まで、みなさんとても楽しんでいらっしゃいました!
あまりの人気に混雑必至なので、狙い目は朝か夕方。
しかし、夕方だと展示物がなくなってしまうブースも少なくないようでしたので、JFVを満喫したい方は朝から行くのがおすすめです!
来年も楽しみですね(^^)!
以上、ジャパンフェスティバル イン ベトナム 2015 のご紹介でした!
詳細情報
日時:
11月13日(金)17:00-開会式
11月14日(土)10:00-21:00
11月15日(日) 9:30-20:00
場所:
メインステージ、ブース、バザー・・・13日~15日/9月23日公園
世界のお巡りさんパレード・・・14日/ドンコイ通り→グエン・フエ通り
世界のお巡りさんコンサート・・・15日/ホアビン劇場
Webページ:
http://www.jfv.jp/
問い合わせ先(ベトナム側):
Japan Festival in Vietnam 実行委員会 ベトナム事務局
■ご連絡先 e-mail:info@jfv.vn
TEL:+84(0)8-3824-7282 FAX:+84(0)8-3824-7284
★9月23日公園の地図はこちら
投稿者プロフィール
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海外経験ほぼ0から海外長期滞在に挑戦中!
ベトナム人と6人でルームシェアをしながら、ベトナムウォーカーズ(運営:日の本紹会)で情報発信!
面白いと感じたことをどんどんシェアして、リアルなホーチミンをお伝えしていきます!
好きな食べ物*バインミー(ベトナムサンドイッチ)
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