どうも!2013年からベトナムに住んでいるウォーカーズ編集長の室井ですが、職柄、色んな人の住宅を探すサポートをすることもあり、ベトナムで住宅を探す際に失敗したポイントやコツ、注意ポイントをまとめましたので共有したいと思います!(作成:2015年、更新:2020年)
住居内のチェックポイント
①住居内の家具や備品を確認
電気製品はなにがあるか、ベランダ・キッチンの確認は必須です。
※電気製品を見る上ではエアコン、冷蔵庫最低限必須だと思います。
シェアハウスには共同キッチンが多い。
②鍵・防犯・門限のチェック
・防犯:フロアの低い場所は外から泥棒が入ってこないか
・各部屋にはカギが付いているか
・玄関のカギはもたしてもらえるか
大家さんによっては玄関のカギを持参させてくれないところもあります。
その場合は、門限の時間を確認しましょう。
だいたい22時〜1時くらいで設定されるところが多いです。
電話か呼び鈴などで起こして開けてもらうことも可能ですが、けっこう気を遣ってしまうのでできれば門限のない場所が良いですね。
③トイレ・バスルームも大事!
まず特徴として、ベトナムはかなりの割合でユニットバスが多くトイレが別室にあるところは少なく、バスタブ付きのところも少ないです。
古い建物は水がでにくい、排水口が漏れている、などあるので確認必須です。
事前に交渉すれば直してくれる可能性も高くなります。
また、意外に盲点なのは下記3つです。
- 下水の匂い
ベトナムでは下水環境は日本ほど整ってはいません。
場所によってはなんか臭う。。といった事もあります。 - 換気扇
日本では当たり前のようにトイレに換気扇がありますが、ベトナムではついていないところもあります。これって住んでみないとわからないのですが、ないとけっこう困ります(笑) - ホットシャワー
お湯が安定的にでるか、電気温水器があるかも重要です。場所によってはホットシャワー付きと言いながらもほぼ水しかでないところがあります↑写真のような電気温水器があると無難です。
④ベッドの寝心地
地味に見落としがちですが、一度寝転がってみると、硬いベッドがあります。
毎日の疲れを癒やすベッドはなるべくふかふかの方がいいですよね^^;
⑤屋上のチェック
場所によっては屋上があるところがあります。
ここでは洗濯が干せたりするわけでは、夜には見晴らしが良い所もあります。
清潔さなど含めチェックしましょう。
⑥Wifiなど通信のチェック
ほぼ100%の物件にはWifiが使えますが、場所や部屋によっては回線が安定しないことがあるので、事前に必ずチェックした方がよいですね。
住居まわりのチェックポイント
⑦立地確認
スーパーや日本食屋、クリーニング屋、ジム、コンビニがあるかも大事です。
市内だと大丈夫ですが、近郊だとバイクがないと不便かもしれません。
また、個人的にベトナムで最も安くて質の良いスーパーと思っているCoop Martが近くにあるかも重要です。
もしくは最近はイオンのトップバリューが充実しているAeon City Martも近くにあると非常に便利です。
またベトナムに来て間もない方は、まわりに外国人が全くいない地域や、夜間、人通りの少ないエリアは、安全のために避けたほうがよいです。
⑧洪水などの際に冠水するか
雨季以外のチェックは難しいですが、埋立地やヘム(細い路地)は冠水しやすくなるので注意が必要。
知人や付近の住民に聞いてみるもアリです。
⑨騒音はないか(特に夜!)
(ホーチミン市にあるバックパッカー街Bui Vien通りは毎晩どんちゃん騒ぎ)
主要道路沿いや繁華街付近は避けたほうが良いですが、ベトナムの騒音源は他にもあります。
深夜に躊躇なく爆音ミュージックを鳴らすお店(クラブだけでなく、ローカルのバーや電気屋さん等も)もあるので、心配な方は夜のチェックも忘れない方がいいです。
⑩バイク・車の駐輪場スペース、駐車代もチェック
バイク・車をお持ちの方は必須項目です。
チェック点としては以下2つ。
・駐車台は別途支払い/家賃込か・・・たまに別途支払いのところがあります。
・駐車するスペースは十分か?・・・狭くて停めづらいケース多数です。
⑪害虫チェックすべし
特に女性の方には、害虫やねずみが苦手な方もいらっしゃると思います。
ローカルの住宅街にはやはり多いですが、例えば、グェンティミンカイ通りなど割安の日本人街もけっこう多いので、どうしても無理な方は注意が必要です。
契約・サービスのチェックポイント
⑫居住証明書の発行は必須!
ベトナムでは引越した後、移住証明をオーナーから登録してもらいます。
なかには、オーナーが外国人への賃貸許可を得ていない場所も必要なので忘れずに確認を。
居住証明はワークパーミットを取るために必要です。
これには無犯罪証明書の取得が必要なのですが、既にベトナムに6ヶ月以上滞在した在住者は、ベトナム国内での無犯罪証明書の取得が必要です。
この申請に居住証明が必要となるわけです。
その他、公安対策にも必要です。登録がない場合は罰金があります。
詳細は下記のPoste様の記事をご参照ください。
・お部屋の賃貸期間中に起き得るトラブルとその対処法(居住証明)|Poste
⑬家賃は交渉すべし
ベトナムでは高い確率で家賃などの交渉ができます。
物件のオーナーと直接話をする機会があれば、是非交渉してみましょう。
今回僕が決定した物件は言い値から50$も下げられました。
⑭大家さん・管理会社の対応や人柄をチェック
大家さんや管理会社とのコミュニケーションやホスピタリティも大事な点です。なにかトラブルが起きた際、言葉が通じない!何も対応してくれない!では遅いので事前にチェックできるのであればしたほうがいいです。
特に、ローカルのアパートでは英語が通じない大家さんもいるので、注意が必要。
⑮各種サービス(掃除洗濯、電気・水道代など)の有無
場所によっては大家さんや清掃員の方が掃除・洗濯をしてくれるところもあります。
また、電気代やガス・水道代が家賃込みなのか、別途支払いなのかもチェックが必要です。電気水道ガスは別途支払いが大半です。
⑯敷金(デポジット)と賃料の確認
賃料は1~3ヶ月分の敷金と家賃1か月分を前払いするところが多いです。
シェアハウス(Room For Rent)など安い住居によっては敷金(デポジット)不要のところがあります。
また、日本のように礼金や管理費はありませんし、不動産仲介業者を使った場合の仲介手数料も払わなくて良い会社が多いです。
以上、ベトナムの失敗しない住居探しでした!
少しでもみなさまのご参考になりましたら幸いです!
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